ツチノコ海賊団のログブック

初めまして!bloggerのツチノコです。現在、働いている企業や業界について語っていきます。 つちのこは、就活氷河期に営業職として就職し、会社でも数々の修羅場を経験しました。 ベテランの人に比べるとまだまだに見えますが、今感じること、他に悩んでいる人の何かヒントになれるようなことが書けたらいいなと思います。 少しでも悩んでいる方、このブログに興味を持ってくれた方は、なんでもいいのでコメント頂ければと思います。

強くなりたい将棋初心者は必見!!将棋の本選びでおすすめ厳選6選!


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ヨーホー!bloggerのツチノコです。

 

最近、藤井聡太四段の活躍、『聖の青春』、『3月のライオン』、『りゅうおうのおしごと』、『将棋めし』と将棋に関する話題が絶えません。

 

近頃は将棋会館に行っても売店にたくさんの人が集まっており、実際に将棋を指す人口もかなり増えています。(将棋会館で見たことない顔ぶれが増えてきました)

僕自身の将棋歴は3年ほどですが、将棋が大好きな僕からすると、こんなに盛り上がって来ると自分の事のように嬉しく感じます。

 

ただ、将棋というゲームは、実は初心者にとても厳しい世界で、自分の力で強くなろうとしないと、なかなか勝つことって難しいんですよね。

※強くなるための勉強方法についてはこちらにまとめています。

www.tsuchinoko-info.com

 

強くなるためには、基本的に『実戦』『本で勉強する』『自分より少し強い人の将棋を見る』ことが大切になります。

その中でも『本で勉強する』に当たり、本選びは初心者にとってとても難しいんですね。

なんで難しいかっていうと、今まで将棋の本なんて読む機会もなかったでしょうから、中身を見ても良いか悪いかの判断も出来ない、そもそも何を勉強したら良いのかわからないということがあると思います。

 

また、将棋の本を紹介する人ってある程度、将棋に詳しい人がするので、初心者目線で紹介するのって難しいんですよね。

(たまに将棋の本を10冊くらい紹介する人がいますが、初心者はそんなに必要ない!)

皆さん大体、小学生ごろから始めているので、僕みたいに社会人になってから勉強する人は少ないと思います。

 

実際に僕も本選びには大変苦労しました。

ネットで調べたり、何度も本屋に足を運び読んでみました。

将棋の本を紹介するサイトもありますが、結局どれを買ったら良いかわからないんですね。(棋書ミシュランとか)

調子に乗ってちょっと難しい定跡本を買ってみたりしましたが、未だに全部読破出来ていないものもあります。

 

そこで、僕が今でも使っている将棋初心者に本当に役に立つ本を厳選して紹介したいと思います!

基本の勉強項目(入門書、定跡、詰め将棋、手筋、棋譜)5項目に分けて紹介します。

※()内は序盤、中盤、終盤で分けた時に効果が大きい範囲です。

 

入門書(ルール)


羽生善治のこれから始める人の将棋~強くなるための覚え方と練習問題

将棋を始める上で最低限ルールは知っておく必要があります。

駒の動かし方くらい知ってるよ!という方にもおすすめで、初心者が知らない『二歩』、『千日手』、『歩詰め』や簡単な定跡についても載っています。

エントリー本としておすすめです!

 

正直に言いますと、入門書は羽生先生の本であれば、どれでも大丈夫です!

 

定跡(序盤)

 定跡に関しては、『居飛車』『振り飛車』の2冊紹介します。

この二択はとても大切で今後の将棋人生を左右すると言っても過言ではありません。

※ケチャップ派かマヨネーズ派くらい大切です!

 

【居飛車党】


初段に勝つ矢倉戦法 (将棋必勝シリーズ)

矢倉は将棋の純文学と言われるほど、将棋の基礎であり、様々なことを学べる戦法となります。

藤井聡太四段も矢倉で沢山の強い棋士を倒している様に今でも主要な戦法となります。

(最近では雁木囲いも流行っていますが)

僕は初め振り飛車党でしたが、行き詰まりを感じ矢倉を勉強したところ、その魅力にドップリハマってしまいました。

そんな僕が一番分かりやすかった入門書が本書となります。

現代将棋と比較すると少し古い内容もありますが、倉の基礎を学ぶには十分内容が詰まった一冊となっています。

 

【振り飛車党】


四間飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋塾)

振り飛車党の基礎と言えば、四間飛車

振り飛車と言えば、藤井猛先生!

なにも語ることはあるまい。振り飛車党はまずは手に取ってみてください。

 

詰め将棋(終盤)


3手詰ハンドブック

将棋初段以上でこの本を持っていない人がいるのか?と思うくらい有名な一冊です。

僕も伸び悩んだ時、この本で本格的に詰め将棋を勉強したら、かなり勝率が上がりました。

初心者は序盤でよほど離されない限り、詰め将棋が強ければ勝てるシーンが多いと思いますので、ぜひ勉強して見てください。

 

手筋(中盤、終盤)


「次の一手」で覚える 将棋 序・中盤の手筋436 (マイナビ将棋文庫)

手筋とは言わば少しずつ戦況を有利にする作戦や戦略のような物ですが、少しずつの積み重ねで、戦況を有利にすることが出来ます。

次に何を指したらいいのか分からないという人には、ぜひ手筋を勉強して強くなって欲しいです。

本書ではそんな手筋が沢山載っており、また文庫本サイズなので持ち運びし易い大きさとなっています。

手筋を覚えてライバルと差をつけましょう!

 

棋譜(序盤、中盤、終盤)

棋譜に関しては、自分の好きな戦法を指す棋士、好きな棋士の棋譜を並べるのが一番良いと思います。

それでもと言いう方に一番有名であろう羽生善治先生の棋譜集を紹介します。


羽生善治全局集 ~七冠達成まで~

羽生善治先生が七冠を達成するまでの絶頂期を収めた棋譜集となります。

あまりの凄さに驚愕すること間違いなし!

ぜひ『羽生マジック』を体験してみてください。

 

番外編


りゅうおうのおしごと! (GA文庫)

僕が将棋を始めたきっかけの本です。

先輩に紹介してもらい軽い気持ちで読んだのですが、かなり熱い中身でした!

将棋へのモチベーションが下がった時に読むと、将棋をすごく指したくなります。

また、プロ棋士集団の『西遊棋』が監修しており、将棋界の事情もなんとなく分かる内容となりますので購読をおすすめします。

 

 

如何でしたでしょうか。(なんか7冊くらい紹介した気がしますが。。。)

僕の意見として、一番初めに購入するのは『羽生善治のこれから始める人の将棋~強くなるための覚え方と練習問題』、『3手詰ハンドブック』で十分です。

その後に、定跡本、手筋本の順で購入したらいいと思います。